グラフィック・メディスン作品を読んで感想文を書こう
愛知県がんセンター緩和ケアセンターが、中高生夏休み読書感想文コンクールを開催しています。
記念すべき第1回の課題図書は、グラフィック・メディスンを代表する作品のひとつとして知られるブライアン・フィースの『⺟のがん』(高木萌訳 小森康永解説 ちとせプレス 2018)です。
『母のがん』は「グラフィック・パソグラフィー」と呼ばれる闘病記マンガであり、アメリカのマンガの芥川賞に相当するアイズナー賞を受賞している作品です。
このコンクールは新しいがん教育の試みとして、若者が読書によりがんサバイバーについて学ぶと同時に、がんについて⾃主的に学ぶきっかけとなることを⽬指して企画されたものです。
愛知県がんセンター緩和ケアセンター主催ですが、中高生であれば世界中の誰でも応募することができます。日本語で書いてあることだけが条件です。
なお、同センター内の患者・職員への貸出サービス「かのこ⽂庫」では、課題図書を20冊常備、先着順で貸し出しも行っています。
募集期間は、2019年8月19日~31日です。
なお、⼊賞者には、⾦賞図書券3000 円分、銀賞1500 円分、銅賞500 円分各1名が授与されるとのこと。夏休みの課題としてもおススメです。
詳しくは、下記募集要項をご覧ください。
編集局