この度、一般社団法人日本グラフィック・メディスン協会の小冊子が完成いたしました。
本冊子はMK・サーウィックの『テイキング・ターンズ』の邦訳版刊行とあわせて企画されたもので、0号という名の通り、創刊準備号の位置づけで作成しました。
特集は、中垣恒太郎代表による海外のグラフィック・メディスン作品30選です。
海外のグラフィック・メディスンとはどういうものか、「日本の医療マンガとの違い」が見えてきます。
『テイキング・ターンズ』のクラウドファンディング報告では、グラフィック・メディスンの人とつながる力を感じることができます。
医療マンガの文化資産的な意味を見出す、翻訳家原正人さんによるHIV/エイズのマンガ史。
闘病マンガのその後を読むことができる、漫画家藤河るりさんの『元気になるシカ！』の7年後を描いた作品。
森﨑雅世さんによる日本語で読める海外医療マンガ案内。
『GMな人びと』では、医師であり患者家族であり患者遺族でもある小比賀美香子さんを彼女のマンガ作品と共に紹介しています。
40Pというボリュームですが、GMの多様性の一部を可能性と共にあれこれ詰め込みました。
ぜひご一読ください。
今回の創刊準備号を経て、協会では2022年より、ZINE『グラフィック・メディスン』としての定期刊行準備をすすめています。進捗状況はHPやメールマガジン等でご報告していきます。
今後とも、皆様のご支援・ご協力を引き続きよろしくお願いいたします。
一般社団法人日本グラフィック・メディスン協会
代表理事 落合隆志
本誌は、会員以外の方にも、1冊1,000円（税、配送料込）で頒布しております。
下記フォームよりお申し込みください。
落合隆志